製品情報

アクアレータ(水中曝気撹拌装置)

曝気撹拌装置の原点にして頂点「AQUARATOR(アクアレータ)」

概要

1975年、国内初の省エネルギー型曝気撹拌装置を発明して以来、ハンシンは人と水の新しい未来を切り開くための技術革新を重ねてきました。その思想と技術を常に最高の形で具現化しているのがハンシン・アクアレーターです。
アクアレータはあらゆる現場を経て日本の曝気撹拌装置の指標としての価値を進化させてきました。時代を超えて変らない思想、時代に先駆けて進化し続ける技術。ハンシン・アクアレータに曝気撹拌装置の真理があります。
アクアレータの曝気方法はシンプルかつダイナミックです。ブロワから送られた空気は、独自開発の散気ロータによって細かく剪断され、強力な水流により微細気泡混合液となり吐出されます。微細気泡混合液は、花弁状に分割された特殊形状の吐出口により、槽内の隅々を曝気撹拌いたします。

特長

極めて高いエネルギー効率を実現

空気供給機能と撹拌散気機能の動力源を分離し、合理的水中機械としたことで、両者同時あるいはいずれかを任意に制御でき、エネルギー効率を大幅に高めています。

メンテナンスが容易

シンプルな構造のため、現場でのメンテナンスが可能です。それによりメンテナンスにかかる時間を大幅に短縮できます。また、ガイドパイプに沿って置いてあるだけですから、設置・取り出し時にも水抜きをする必要がありません。

さまざまな処理方式に対応します

動力源分離により、嫌気・好気両用の水中撹拌機となるほか、嫌気・好気活性汚泥法はじめ様々な処理方式にも対応。最終沈殿池で固液分離が確実に出来ます。

目づまりしない

当社独自の目づまりしない空気微細化機構「散気ロータ」の使用で、経年劣化を解消。安定した機能を長期にわたって保持します。

※標準活性汚泥法、多段式嫌気・好気法、回分式活性汚泥法、エアリフト循環式硝化脱窒法、間欠式長時間エアレーション法等あらゆる処理方式、及び深槽や既設槽改造にも対応できます。

他装置から移行する場合のメリット

■ 従来の曝気装置から移行する場合

アクアレータは槽形状・運転方式については柔軟に、処理については確実に対応いたします。嫌気・好気両用のアクアレータは、曝気装置としてはもちろん、水中撹拌機としてもその性能を遺憾なく発揮いたします。他の曝気装置の補助撹拌装置としてもご使用いただけます。 槽内DO(溶存酸素濃度)不足、堆積物の蓄積、目詰まりによる能力の低下など、さまざまな問題をアクアレータが解決します。

表面曝気装置の問題点
槽底の撹拌力不足

■ 汚泥の堆積
・槽容積が縮小 > 曝気時間が減少 > 処理能力が低下
・腐敗して悪臭発生

■ 槽底は酸欠状態になりやすい

汚水ミストの飛散

■ 機構上、汚水ミスト飛散は避けられない

アクアレータなら完全混合撹拌が可能に

■ 的確に、そして確実に酸素供給を行いますので、効率よく曝気を行うことができ、槽内DO値の改善も行えます。
■ 水中で曝気をおこないますので「水しぶき」や「騒音」、「悪臭」などで悩むことはもうありません。
■ 槽内はもちろん、水面まで均一な撹拌が出来ます。堆積物が蓄積することもありません。表面曝気装置が苦手な深い水槽でも問題ありません。

■ 散気管・散気筒・散気板から移行する場合

散気管・散気筒・散気板の問題点
汚泥の累積

■ 気泡による旋回流のため、吐出部から遠い槽底部では流速が減衰して、汚泥等の沈澱を生じやすい

目づまりの進行

■ 負荷変動に追従させて空気量を減少させると目づまりが進行する
■ 曝気停止中の逆圧による目づまり

アクアレータで確実な曝気撹拌

■ 強力な曝気撹拌を槽底に及ぼしているため、汚泥等の沈澱が生じることはありません。
■ アクアレータの力強い吐出流により乱流を発生。乱流により、気泡を長く滞留させるため、
  酸素をより多く溶解させることが出来ます。
■ 回分式のように曝気の停止や、空気量の減少によって、目づまりすることはありません。
■ 既設ブロワを流用することも可能です。

ラインナップ

仕様

外形寸法表 外形寸法表 定格・基準性能表 定格・基準性能表

酸素移動性能図

機種、台数、送風量の選定にあたっては、槽内の撹拌能力と酸素供給能力を同時に満足する必要があります。酸素供給能力については、設計条件における槽内混合液の必要酸素量(AOR)を20℃、清水条件値に補正計算し、水中曝気撹拌装置の所要能力である酸素移動速度(SOTR)を求め、性能図より適合機種ならびに送風量の選定を行います。

本図は商用運転時の酸素移動速度を示します。(清水20℃、MLDO=0mg/L)
※酸素移動速度は水温、槽形状、流入水基質等により、10%程度の変動がありますので送風量は余裕をもって選定願います。
※基準設置水深は不変の部分(下部ケーシングの下面)を基準とした水面との距離を示しています。 酸素移動性能図

定期整備・補修

最高の水環境のために

シンプルな構造のため、現場でのメンテナンスが可能です。メンテナンスにかかる時間を大幅に短縮できます。ガイドパイプに沿って置いてあげるだけですから、設置・取り出し時にも水抜きする必要がありません。適正な整備の周期は、使用条件などにより多少異なります。下表の周期を目安に早めに整備を行ってください。なお、年に一度程度の引き上げ、目視点検は、故障の未然防止、寿命保持の上で大変有効です。

水中駆動概略図 水中駆動概略図
ページのトップへ戻る